日田からはるばる3時間半・・・
買い物を入れると4時間近くかかって、
やっと蒲江に着く。一人の運転は疲れるバイ・・・。
荷物を下ろし、用意が終ると船に乗り込む。

磯に着くまで約20分、小さな窓の外を眺めてる。
遠くに、街灯の光がしばらく見えていたが、それも見えなくなり
ただの闇だけになる。
何も見えない窓に波飛沫かかる、何だか波飛沫が多いような気がしてえらく気になる…
波飛沫だけでは、こんなに濡れないと思うんだが。
外に座った人も結構濡れてる感じだが…
しかし、彼らは中に入って来ない。
雨は大丈夫なんだろう。
 
 エンジン音が低くなる船がスピードを落す。
最初に降りる磯が近づいて来たんだ、
磯上がりが始まる。
外に座ってる、人達が動き出す、オイラと年配の方も外に出る。
久しぶりの磯だぁ〜!!ワクワク、ドキドキ外に出る。

 (/||| ̄▽)/ゲッ!!! ガガガァ〜〜ン…。
雨・…。降っとるやんけぇ〜しかも結構強い。
いきなりブルーが入るオイラ…。

 磯に船を着け始める、
「誰かここ上がらんかぁ〜」
船長が叫ぶ、オイラが「ハーイ」と言うまもなく、
前に居た人が上がり始める…。
船は次の場所に向かう。
次ぎは、指定だ。3人組みで来てた、兄ちゃん達が皆一緒に上がる。
船上から荷物を取ってやるのを手伝う。
三人分の荷物だと結構な量になる、
 と「お〜いその黄色いバッカンは俺のやどぉ〜」
年配の方が叫ぶ。
間違えて人の荷物まで上げてるのだ…。
荷物を磯に上げてしまうと、自分の荷物が全部あるか確認する。
確認が終ると船は磯を離れ、次ぎの場所へと向かう。
 
 船には年配の方と、オイラだけだ。
「俺は最後に上がるから、次ぎあんたが上がんない」
「はーいどうも」
助かった、荷物を取ってくれる人がいる。
船は少し走って、横バエと言う名前の磯に近づく。
横バエが開いている、昔なら一番の磯だ、
「明日うねりが、入るかもしれんからな低気圧が沖を通るから」
と言いながら船は止めたままだ(笑)船長もここにオイラを上げたそうだ、
「どうする?」船長が聞く
「いや、止めとく」オイラはきっぱり、 波を被ってはたまらない(笑)
「何処上がりたい?あんまりいい所もうないでぇ〜」
「2年振りくらいやから俺も分らん(笑)適当な所に上げて〜船長」
と言う事で、適当な場所、イタズラバエ、ショウタバエ、
だとか言ってたが忘れてしまった、何て言う磯に上がったのかは…。
 
 オイラの磯上がりも無事に終り、船が離れていく。
何時の間にか雨も止んでいる、ラッキー今のうちに雨宿りのシートを張ろう。
…しかし、コンクリートクギとビニールロープは持ってきたが…。
出る前になって、クギを打ちこむ金槌置いてきたやん、、少しでも軽くしようと思って。
 まぁ、何とかなるでしょう…。
 岩肌には、沢山の亀裂が入ってる。
頭の高さぐらいの、手ごろな亀裂にクギを差し込む。
同じような高さの所に2メートルくらい離してもう一本クギを差し込む。
シートの端の穴にロープを縛るつけ、そのロープをクギに縛りつける
反対も同じようにロープで縛る、こちらは左右のクギを引っ張るように、
思いっきり、力任せに搾り込んで縛る、こでれ少しの風くらいじゃ、抜けないはずだ。
  シートの中に濡れてほしくないバックと、釣り竿のケースを重り代わりにおいて、
簡易テントが、思ったより簡単に、早く出来上がった。

 缶ビールを開ける。
グビグビ、三口ほど飲む、プハァ〜、
さて、noraに電話しておかなくちゃ・・・大丈夫だろうか?
心配だ。
 noraに電話を掛ける。
「げんきかぁ〜チャットでもしてた?」
「うん、元気だよーそろそろチャットも終わるところ」
「悪くなりそうな時は、早めに薬飲んでねー」
少し話して電話を切る。

 少し寝れたんだろうか3時30分までは時計を見た覚えがある。
・・・瀬渡し船の近づく音に意識が引き戻される。
時計を見る、朝の4時だ。
なんとなくぼんやり、明るくなっている。
 マキエでも作るかと寝袋を這い出す。
ん、そだな手を汚す前に、仕掛けを作ろう。
竿にリールを取り付け、
糸を通す、道糸にウキ止めを通し、ウキを通して、ハリスを道糸に直結。
針を結んで仕掛けの出来上がりだ。
と書けば、直ぐ出来たみたいだが・・・丸二年は、やってない。
?こうだったかな・・・。見たいな感じで・・・
手間取っちゃいました。
マキエを作り終わるころは、すっかり明るくなってて・・・
朝まずめの、少し薄暗いいい時間を釣逃した感じだ・・・。
   
 まずはマキエを撒いて魚を寄せなくっちゃ。
一回目のマキエは10杯くらい、あたり一面に撒き散らかす。
ゆっくり
ポイントも何も分からない、取りあえずは、目の前の仕掛けを入れたいあたりに、
マキエを三杯くらい撒く、それから仕掛けをマキエの辺りに入れる。
仕掛けを張るマキエをウキのあたりに2杯ほどまく。
 まぁ…最初は潮の流れと、ハリの付いた餌を、
マキエの中に紛れ込ませる練習ね。
道糸の張り、軽くウキを引き戻して、ハリスが弛まないイメージで、道糸を送り出す。
少し流して、仕掛けを上げてみる。
餌が付いてきてる、餌を取って行く小魚は少ないみたいだ。

 ニ投め仕掛けがなじんで、ゆっくりウキが流れ出す。
ウキがスルスルと走り出す、、、おおー引いてるよ(笑)
チョぴリ嬉しくなる、っで、問題は、魚が掛かるかどうかだ…。
糸ふけを巻き取り、合わせを軽く入れる。
グーンと竿がしなる、リールのドラグが滑って糸を吐き出す。
しかし糸の出はすぐにとまる。
竿を立て余分な道糸、をすばやく巻き取る。
ドラグを閉めこみ、今度はレバーブレーキを使ってやり取りを始める。
しかし、たいして、苦労せず魚は浮いてきた。
おお〜クロだ〜〜(^-^)//""ぱちぱち
わりと早く浮いてきたにしては、大きい
40センチぐらいあるじゃん
おいらの腕がいいんだな<( ̄- ̄)> エッヘン!(笑)

 無事にタモですくい、魚の目の斜め上あたりに、ナイフを突き刺し締めを入れる。
そのままクーラーに放り込むよりずっと美味しく食べられる。
釣り始めてパタパタと三匹ほど釣れ、
後はポツりポツリと退屈しない程度に釣れてくる。
おかげで、何のひねりも無い釣りにになってしまった。
ハリス1、7号、ハリグレ針5号しかけも普通だし。
2段ウキにするわけでもなく、磯際を探るでもなく。
完全フカセで半遊動の基本通りの釣り。
 
 十分釣りを楽しめたし。
なんとなく夕立が気になる。昨日の夜も雨に降られたし…。
noraの事も気になる。
そして何より、夕方まで釣ると、帰りの三時間半の車の運転が、
眠くて眠くて危なすぎ。
12時撤収を決め見回りに来た船に乗りこむ。

 久しぶりの海の青い空も楽しめた。
海をふき抜ける風も気持ち良かった。
 
 オイラにとっては、楽しい釣りが楽しめて嬉しい一日でした。
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刺身になりますー
深島クロ。。03/05/20
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